【治療例6】立っているとつらくなる腰痛
70代 女性 2017年11月来院

【症状と経過】7~8年前から腰が沈むような重い痛みを腰に感じるようになった。台所で立ち仕事をしていると、15分くらいで痛みが強くなり立っていられなくなる。また、長時間座っていた後の立ち上がり動作や、長く歩いた後も痛みが強くなる。整形外科と接骨院に通い、電気治療やマッサージを受けたが症状は改善しなかった。鍼は怖いので出来れば受けたくないと考えていたが、以前当治療室で治療を受けたことがある家族に強く勧められ来室した。

【同時に治療した症状】肩こり

【治療例6】立っているとつらくなる腰痛

【治療内容と経過】
〈1診目〉前屈・後屈等の動きを確認したが、顕著な動作時痛はみられない。長い時間座った後の立ち上がり動作時の痛みと、歩く時に前傾姿勢になってしまうのを改善するため、ふくらはぎと足の甲にあるツボに鍼をした。初めて鍼をうけるとのことなので、刺激が強くならないよう少ないツボで施術を終了とした。

〈2診目-6日後〉症状の変化なし。再度背腰部を触診すると、左側に2か所筋緊張と圧痛の強いところがあったので、関連するふくらはぎとスネにあるツボに鍼をしてところ、すぐに圧痛が消失した。ベッドから立ってもらい、動いてもらうと「足も腰もすごく軽くなった」とのこと。

〈3診目-8日後〉「前回の施術後から非常に調子が良くなり、庭の大きな鉢を動かした。その後また少し痛みを感じるようになった。」とのこと。前回と同様の施術を行った。

〈4診目-7日後〉「台所での立ち仕事が痛みなく出来るようになった。腰の痛みがなくなったので、昨日はあちこちに出かけて買い物をしてきたので肩が凝った。」とのこと。触診すると胸椎付近に緊張があったため、腰痛の予防処置としてスネのツボに鍼をした。次に肩こりを緩和する活法(整体術)を3手行った。「外出するのも怖くなくなった。」とのことなので、治療を終了した。

【治療回数・期間】4回・22日間

【特に効果があったツボ/活法】玉人L・上巨虚L・足三里/座骨切り

【考察】腰椎だけではなく、胸椎の動きも妨げられていたことが長引く腰痛の原因になっていたと思われる。痛みの出ている腰部だけでなく、胸椎付近と関連する下肢のツボへのアプローチが奏功した。この症例のように長期間続く腰痛は、痛む場所以外にも原因があるのではないかと考えて施術する必要がある。
■症例について
同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。また、このページの症例は当治療室の経験であり、鍼灸の一般的な効果を意味するものではありません。
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鍼灸師 青山和正

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