28歳でギックリ腰をして以来、常に腰痛があり、53歳の時に、MRIで第4第5腰椎と仙骨の間で2ヵ所腰椎椎間板ヘルニアと診断されてしまいました。ブロック注射は5回とも大した効き目はなく、リリカ薬を飲みながら、整形外科のリハビリ、接骨院、鍼の良いと言われる所を転々としました。昨年11月に激烈な痛みの坐骨神経痛にみまわれ、座って食事をとる事も、トイレに座ることもできなくなり、朝は起き上がる事が全く出来ない日もありました。夜も痛みがひどく、ちょっと動くたびに強烈な痛みがお尻から太ももの裏に走り、ほとんど一睡も出来ない事もありました。痛み止ボルタレンでなんとか動けるものの、ずっと薬を飲みつづけていくわけにもいかず、先の見えない痛みにさいなまれる日々でした。
鍼は6軒目で、わらにもすがる思いできました。
初回に長めの問診の後、いくつもの動きを確認しながら2本だけハリを打って頂いたのが「おッ 来たかも!?」と思えるピンポイントに来た気がしました。
3日後に2回目で訪れた時に、更に細かく動きを確認しながら、「おおー これこそ奇跡の一本か!!」というまさにピンポイントが入った気分になりました。
その日に、2カ月位で「何とかなりますヨ」という話をして頂き、先が見えて来た安心感にホッとしました。
事実11月19日に初めて伺い、12月末までに激烈な痛みは全くなくなり、2カ月の間に最悪な痛みだった時の3/10以下に落ち着きました。
1本のハリを打つまでにどこを狙うかで、こんなに時間を掛けるのに最初ちょっとびっくりしましたが、正直1本が「キターッ」となる場所があるのだとわからされました。
「奇跡の1本」で人生が救われた気分です。
今、2ヶ月半くらいですが、日常生活には全く問題なくなり、波乗りを復活する事ができました。
もしかしたらもうサーフィンはできないのかも知れないという痛みから救って頂き、また新しい人生のスタートをさせてもらえたのだと「感謝々々」の気持ちで一杯です。
(2016.2)
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