【治療例3】左膝の痛み
70代 女性  2017年5月来院

【症状】
1年前の1月頃から左膝の内側に痛みを感じるようになった。徐々に痛みが強くなり、歩くのも大変になってきたため、病院を受診。そこでレントゲンを撮り、「変形性膝関節症」と診断された。5回ほど膝に注射をしてもらい、接骨院にも通って4ヶ月ほどで少し楽になったが、階段を降りる時の痛みは減らず、歩く時の違和感も無くならない。起床時や少し長く座っていた後に立ち上がる時の痛みが特に強い。近所に買い物に出るくらいなら歩けるが、痛みが強くなるのではという不安から、趣味の旅行もずっと控えている。当治療室に通っている友人の紹介で来院。

人体イラスト-女性【症例3】膝痛

【治療内容と経過】
〈1診目〉短時間の座位でも立ち上がる時に左膝の内側に痛みが出る。歩いてもらうと、左足に体重をかけた時にも同じ場所が痛む。また、左足で片足立ちをすると、非常に不安定であった。このことから、股関節の動きが悪くなっていると推定し殿部のツボに鍼をすると、左足に体重をかけた時の痛みが著しく軽減した。

〈2診目〉起床時と座位からの立ち上がりで痛みを感じなくなった。電車に乗って出かけ、少し長い距離を歩いたが痛みは出なかった。左膝が伸びきらないような感じがするとのことで、大腿後面のツボを追加した。

〈3診目〉足がとても動かしやすくなった。歩行、階段の下りで全く痛みを感じなくなり、日常生活では不便を感じなくなったとのこと。

以後膝の強い痛みは出ていないが、「なんとなく膝が重い」などの違和感が生じることがあるため、ご本人と相談の上、3週間に1回のペースで施術を継続している。

【治療回数・期間】
3週間・3回(日常生活に支障がない状態になるまで)

【特に効果があったツボ・活法】
膝根(L)、陰門(L)

【考察】
70歳代だと「膝の軟骨がすり減っている」と言われることが多い膝痛だが、関節内の水を抜いたり、ヒアルロン酸の注射をしても症状が改善しない場合は、原因がほかにもあると考える。この治療例は初期の膝の痛みをかばっているうちに、腰殿部や大腿の筋肉の緊張が強くなり、症状が悪化したものであった。膝の関節に変形が生じていても、鍼灸の施術で痛みを大幅に軽減できる事は少なくない。
■症例について
同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。また、このページの症例は当治療室の経験であり、鍼灸の一般的な効果を意味するものではありません。
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鍼灸師 青山和正

TEL0466-43-2880

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神奈川県藤沢市湘南台1-30-22
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