【藤沢市・ひざの痛み】はりとお灸で健康をサポート | 藤沢市湘南台の鍼灸治療室
【症状と経過】
4日前の夜から右膝の内側が痛みはじめ、翌朝は痛みが強くなり右足を床につくのが困難だった。接骨院で電気治療などを受け少し楽になったが、まだ歩くときに体重をかけると強い痛みがある。
【既往歴】
特になし
診察してみると、関節には腫れや赤みは認められなかった。痛みがあるのは膝関節の内側、やや下方(5~6cm下)。大腿(ふともも)の後面内側に筋肉の緊張があった。この筋肉の緊張を緩める活法(古武術整体)を行ったところ、歩行時の痛みはほぼなくなった。さらに右足に体重をかけた時に痛みが残る場所に皮内鍼(ひないしん)を固定すると、走ってもほとんど痛みを感じなくなった。
陰陵泉(付近の体重をかけた時に痛む場所) 骨盤回し(活法) 股関節の導引(活法)
膝に痛みがある場合、膝関節そのものの痛みなのか、関節を動かす筋肉が原因となって生じている痛みなかの鑑別が重要である。この症例では、膝関節を屈伸する筋肉の使い過ぎが痛みの原因だったようで、殿部から膝の下までの筋肉の緊張を緩めることで症状を軽くすることが出来た。
同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。また、このページの症例は当治療室の経験であり、鍼灸の一般的な効果を意味するものではありません。
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