【藤沢市・ひざの痛み】はりとお灸で健康をサポート | 藤沢市湘南台の鍼灸治療室
4ヶ月ほど前から右の手首の親指側に痛みを感じるようになった。物を持った時や、手首を動かしたときに強い痛みがあり、じっとしていても違和感がある。半年前に子供が生まれ、頻繁にだっこするようになったことが原因の一つではないかと考えている。医療機関は受診しておらず、消炎鎮痛剤等も使用していない。当治療室の看板とホームページを見て来室した。
【同時に治療した症状】肩こり、左肩の痛み
手首を動かすと親指から肘に向かうラインと、人差し指から肘に向かうラインの両方に「ズキッ」と痛みが出る。触診してみると、炎症の兆候である熱感もあった。 後頚部から背部を確認したところ、手首と関連するツボ2か所に反応が出ていた。まず親指のラインに関係するツボに鍼をしたところ、直後に痛みが半減した。さらに人差し指のラインに関連するツボに鍼を追加すると、痛みは来院時の30%以下になった。その後左肩と肩こりの鍼をして治療を終了した。
C7(1.5) T1(1.5)
手首の親指側の腱鞘炎は、出産後に乳幼児を頻繁かつ長時間だっこする女性に多くみられる。手首の動きと関連が深い胸椎の動きを調整することで、短時間で手首の痛みを緩和することが可能である。特に炎症が強い場合は、痛みのある局所に鍼をするとかえって症状を悪化させてしまう事があるので注意が必要である。
同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。また、このページの症例は当治療室の経験であり、鍼灸の一般的な効果を意味するものではありません。
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