【藤沢市・ひざの痛み】はりとお灸で健康をサポート | 藤沢市湘南台の鍼灸治療室
1か月前からジョギングを始めた。昨日走っている時に、右のお尻から太ももの外側にかけて何かが流れるような感覚が出てきて、走るのをやめた。その後歩こうと足を動かした時に、お尻から太もも外側にかけて「ズキン」という強い痛みが出るようになった。立った状態から座ろうとすると激痛が走るが、じっとしていれば痛みはない。
痛む部位を触診で確認すると、殿部の深部にある梨状筋に強い緊張がみられた。関連が深い腰方形筋を確認すると、こちらにも強い緊張があった。腰方形筋の緊張を鍼で緩めたところ、殿部の緊張も緩和した。動作時痛は10→4となった。ジョギングで下肢にも負担がかかっていたと考え、3診目以降は下腿の緊張部位に鍼を追加した。4診目で動作時痛がほぼ消失したので、施術を終了とした。
L5(1.5)R 腰海R 承山R
腰殿部の症状は、痛む部位だけに着目するのではなく、発症の原因となった動作を考慮することが大切である。この症例では、「1か月前に始めたジョギング」で下腿にかかった負担が殿部から大腿外側の痛みの原因となっていた。
同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。また、このページの症例は当治療室の経験であり、鍼灸の一般的な効果を意味するものではありません。
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