【藤沢市・ひざの痛み】はりとお灸で健康をサポート | 藤沢市湘南台の鍼灸治療室
1~2か月前、ベッドで仰向けの状態で、頭の方に置いてあるテレビのリモコンを取ろうと右手を上げた時に、右肩に痛みが出た。病院の診察や治療は受けず、自分で買ってきた湿布を貼って様子を見ていたが、なかなか痛みがとれない。じっとしている時は痛くないが、腕を肩より高くあげようとすると、肩関節の後ろの方に強い痛みが出る。このまま放っておいても治らないと思い、当治療室に通っている友人に紹介されて来室した。
右肩関節の動きを確認したところ、屈曲90°から100°で肩の後ろに痛みが生じ、可動域は130°であった(痛みのない左肩関節屈曲の可動域は160°)。 肩関節の動きは腰部や胸椎と関連があるため、腰部を触診したところはっきりと分かるコリがあった。そこに鍼をしてから再度可動域を確認したところ、屈曲160°と大幅に改善した。 可動域は改善したが、まだ少し動作時の痛みが残るとのこと。動作と痛み、背部のツボを確認して、反応があったところに鍼をしたところ、動作時痛が消失した。
志室R、T5(1)R
普段行わない動きをしたことが痛みが発生した原因になった。その後1ヶ月にわたって、痛みがあるかないか確認動作を繰り返したことが、症状を長引かせてしまったと思われる。 肩関節の動きは胸椎や腰部と深い関連がある。症状が出ている場所だけにとらわれることなく、痛みが出る動作を確認しながら、原因を多角的に考えることが大切である。
同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。また、このページの症例は当治療室の経験であり、鍼灸の一般的な効果を意味するものではありません。
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