【治療例2】逆子(骨盤位)
40代 初産婦  2018年9月来院

【治療例2】逆子(骨盤位)

【妊娠週数】 34週+5日

【症状と経過】妊娠28週の検診で逆子と診断されたが、産婦人科では「そのうち治りますよ」と言われたので特に対処はしていなかった。しかし30週を過ぎても頭位に戻らないので心配になり、インターネットで逆子治療の実績を掲載していた当治療室を見つけて来室した。

【同時に治療した症状】腹部の張り、腰殿部痛、肩こり

【治療内容と経過】
〈1診目〉腹部を注意深く触診すると、側腹部から下腹部の緊張が非常に強かった。また、訴えのあった殿部にも強い筋緊張と圧痛があることを確認した。腹部の張りと殿部の症状は、腰の筋緊張が原因となっていると考え、まず側臥位で腰のツボに鍼をした。さらに腹部の特に張りが強い部位を調べて、関連する手と下肢のツボに鍼をしたところ、側腹部と殿部の緊張が緩和したので施術を終了とした。

〈2診目〉(4日後)「腰痛が軽くなり、寝ているのが楽になった」「下腹部を蹴られていたのが、お腹の横を蹴られるようになった」とのこと。触診したところ、1診目より側腹部が柔らかくなり、前回頭部と思われる部位が触れた臍の右上に、下肢と思われる部位を触れることが出来た。この時点で頭位になっていると思われたが、翌日の診察で確認していただくようお願いした。
前回と同様のツボに、肩甲骨内縁のコリと関連するツボを追加した。

〈3診目〉(3日後)2診目の翌日の診察で頭位になっている事を確認。安定を図るため、1・2診と同様の施術を行う。以後、5診目まで頭位で安定。

5診(36週5日)で施術を終了した。


【治療回数・期間】5回・15日間 (頭位確認までは2回・4日間)

【特に効果があったツボ・活法】腰海 三陰交 陽陵泉

【考察】初診が妊娠34週5日と、逆子の施術としてはやや厳しい条件であったが、2回目で良い反応を得ることが出来た。逆子になる要因は様々だが、今回のようにお腹の張りが非常に強い場合が多い。このような時は、お腹の張りの原因を慎重に分析することが大切である。その上で適確なツボを使った施術が出来れば、今回のように早期の改善につながることも珍しくない。
■症例について
同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。また、このページの症例は当治療室の経験であり、鍼灸の一般的な効果を意味するものではありません。
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鍼灸師 青山和正

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